フリーランスエンジニア 山本氏との深層インタビュー
.jpg?w=1200&fm=webp&q=75&fit=max)
フリーランスエンジニア 山本氏との深層インタビュー
今回は、フリーランスエンジニアとして活動する山本氏に、フリーランスとして働く中で感じたことや、仕事を続ける上で意識していることについてお話を伺いました。
フリーランスになると、自分で仕事を選び、自分でキャリアを考える機会が増えます。
一方で、契約条件の確認や企業との調整、案件が変わる際の相談など、会社員時代とは異なる場面で判断を求められることもあります。
山本氏は、フリーランスとして働く中で、すべてを一人で抱えるのではなく、必要なときに相談できる相手を持つことが重要だと感じるようになったといいます。
今回は、フリーランスとして仕事を続ける中で感じた「一人で働くこと」と「一人で抱え込むこと」の違いについて、率直にお話を伺いました。
1. フリーランスになって感じた変化
── フリーランスになって、会社員時代と一番違うと感じたことは何ですか?
山本氏:
「一番大きいのは、何かを決めるときに自分で考える場面が増えたことです。
会社員のときは、困ったことがあれば上司に相談して、ある程度方向性を決めてもらうことができました。
フリーランスになると、仕事の進め方だけでなく、契約や今後の案件についても自分で判断する必要があります。
最初はそれを『全部自分でやらなければいけない』と考えていました。
でも、実際に働いてみると、すべてを一人で解決する必要はないんですよね。
自分で判断することと、一人で抱え込むことは違うと分かったのは大きかったです。」
2. 一人で働くことへの戸惑い
── フリーランスになったばかりの頃、困ったことはありましたか?
山本氏:
「技術的なことよりも、むしろ仕事以外の部分で戸惑うことがありました。
例えば契約内容について確認したいことがあっても、会社員の頃のように社内の担当者にすぐ聞けるわけではありません。
最初はインターネットで調べながら自分で判断していました。
ただ、調べてもケースによって違うことがありますし、間違った判断をしてしまう可能性もあります。
そこで、分からないことを無理に自分だけで解決しようとせず、専門の担当者に確認するようになりました。
それだけでもかなり気持ちが楽になりました。
フリーランスだからといって、何でも自分一人でできなければいけないわけではないと思います。」
3. エージェントに相談するようになった理由
── エージェントにはどのような場面で相談することが多いですか?
山本氏:
「案件を紹介してもらうときだけではありません。
例えば、案件の条件について確認したいときや、企業とのやり取りで少し分かりにくい部分があったときにも相談しています。
自分から企業に直接確認できる内容もありますが、第三者に一度整理してもらったほうが話しやすい場合もあります。
特に契約や条件のような部分は、技術の話とは違って、自分だけでは判断しにくいことがあります。
そういうときに相談できる相手がいるのは安心感があります。
自分の代わりにすべてをやってもらうというより、必要なときに相談できる環境があることが重要だと感じています。」
4. 案件が変わるときに意識していること
── 案件が終了するときは、どのようなことを考えていますか?
山本氏:
「以前は、案件が終わることだけを考えていました。
でも今は、次の案件を探すことだけではなく、『今回の仕事で何を経験できたのか』を整理するようにしています。
例えば新しい技術を使ったのであれば、その経験を次の案件でも活かせるように整理します。
逆に、もう少し経験したかった分野があれば、次の案件を探すときの条件に加えます。
そうすると、案件が変わることが単なる仕事の切り替えではなく、次のキャリアを考えるタイミングになります。
この考え方をするようになってから、案件終了に対する見方も少し変わりました。」
5. エージェントに求めること
── フリーランスエージェントには、どのようなサポートを期待しますか?
山本氏:
「単純に案件数が多いことだけではないと思います。
自分の経験や希望を理解した上で、『こういう案件もあります』と選択肢を出してもらえると助かります。
自分だけで探していると、どうしても検索条件を狭くしてしまいます。
でも、担当者から別の選択肢を提示してもらうことで、『こういう仕事も自分の経験を活かせるんだ』と気づくことがあります。
もちろん最終的に決めるのは自分です。
だからこそ、自分では気づかなかった選択肢を見つけるための相談相手としてエージェントを活用したいと思っています。」
6. これからフリーランスを目指す人へ
── 最後に、これからフリーランスを目指す方へメッセージをお願いします。
山本氏:
「フリーランスになると、『全部自分でやらなければいけない』と思う人もいると思います。
でも、実際にはそうではありません。
技術については詳しい人に聞けばいいですし、契約については専門家に相談すればいい。
自分が得意ではない部分まで無理に一人で抱える必要はないと思います。
むしろ、自分が何をできて、何を人に相談したほうがいいのかを判断することも、フリーランスとして必要な能力だと思います。
これからフリーランスになるのであれば、一人で働く準備だけではなく、必要なときに相談できる環境を作ることも考えてみてほしいです。」
まとめ
フリーランスになると、仕事の選択やキャリアについて自分自身で判断する機会が増えます。一方で、契約や条件の確認、企業との調整など、技術以外の部分で悩む場面もあります。山本氏は、こうした問題をすべて一人で解決するのではなく、必要なときにエージェントなどへ相談することで、より安心して仕事に向き合えるようになったといいます。フリーランスにとって重要なのは、すべてを自分だけで処理することではなく、自分で判断する部分と、誰かに相談する部分を適切に分けることなのかもしれません。
エージェントを利用する目的も、単純に案件を紹介してもらうことだけではありません。自分では気づかなかった案件の可能性を知ったり、条件について相談したり、次のキャリアについて考えるきっかけを得たりすることもできます。フリーランスとして長く働くためには、自分のスキルを磨くことに加えて、必要なときに相談できる環境を持っておくことも一つの重要な要素になります。「一人で働く」ことと「一人で抱え込む」ことは違うという視点は、これからフリーランスを目指すエンジニアにとっても参考になる考え方です。




